【犬は飼い主に似る?飼い主は犬に似る?】調べてみました!

小学生の頃、犬を飼っていました。

犬種はポメラニアンで女の子。

スヤスヤなポメラニアン



ボール遊びをしようにもボールが怖くて逃げ出す、

けれど部屋を区切る柵を飛び越えて食卓に遊びにくる、

少しビビりでわんぱくな犬でした。

 

一方、小学生の頃の私は、

近所で飼っている犬とこそこそ遊んだり、知らない人と会うときは親の後ろに隠れる、

けれど布団叩きをギター代わりにして大声で熱唱するような、

少しビビりでわんぱく子どもでした。

 

 

犬と飼い主は似ているとよく聞くので調べてみました。

 

 

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◎見た目について

人は見慣れたものに好感を抱く性質があるそうです。

これはザイアンスの単純接触効果で説明できるようで、繰り返し接すると好感度や印象が高まることで、潜在記憶が印象評価にバイアスをかける現象です。

人は自分の顔を鏡で繰り返しみたり、自分と似た血縁者と生活を共にすることで、無意識のうちに自分と似た顔に対する好感度がアップするそうです。

つまり、飼い主さんが無意識のうちに自分と似ている犬を選んで、家族にお迎えしているということです。

 

◎性格について

犬の性格は「犬種」や「遺伝」や「性別」などの先天的な要素と、「生育環境」や「周囲との関わり」や「飼い主との関わり」などの後天的な要素との、かけ算で決まるようです。

生まれたばかりの子犬は先天的な面が強く表出し、成長とともに後天的な面の表出が強くなります。

一緒に暮らせば暮らすほどに、一緒に過ごせば過ごすほどに、飼い主に育てられた経験により作られた性格が強く出ることになります。

 

犬は感受性の高い生き物なので、飼い主の表情や行動を観察することで嬉しさや悲しさを瞬時に察知し、自らの行動に影響を受けます。

そのため、飼い主が笑顔で明るく接していれば犬も明るく優しい子に育ちますし、神経質に接すれば、犬も神経質に育ちます。

 

長く一緒にいることで、感情を共有する時間が増えるので、飼い主の性格に寄っていくのです。

 

◎仕草について

犬はもともと群れで暮らす社会的な動物です。

生後〜4ヶ月ごろを「社会化期」といい、その時期に集団生活を経験することで社会性を獲得していきます。

家族を群れとして捉えることで、飼い主をリーダーとして見るようになり、その飼い主の行動を真似しながら育つので、結果的に仕草が似てくるのです。

また、社会化期に十分な社会性を身につけずに育ってしまうと、むやみに吠えてしまったり噛みついてしまったりなど、問題行動を起こすようになってしまうようです。

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今回、「見た目」「性格」「仕草」の3つの側面から犬と飼い主は似ているのか、について調べてみました。

 

見た目については、

サンタさんからプレゼントしてもらったので該当しないと思いました…。

 

仕草についても、

リーダーではなく、むしろ犬より下の序列に見られていたと思うので該当しなそうです…。

 

ですが、性格については該当しそうです。

私は動物が好きで、中でも犬が大好きだったので、常に同じ空間で生活していました。

笑っているときも、泣いているときも、常に一緒にいたので、得意の感受性で私のことをよく知ってくれていたのだと思います。

 

つくづく可愛い犬だったなーと思い出し、ほっこりしました。

抱きしめられている犬